睡眠導入剤の基礎知識

睡眠導入剤の種類

 

グリシン ナイトサプリ テアニン バレリアン GABA サプリ ぐっすりをサポート サプリメント 幸眠 30日分

 

 

睡眠導入剤は、その化学構造によって分類され、ベンゾジアゼピン系、チエノジアゼピン系、バルビツール酸系、シクロピロロン系や抗ヒスタミン薬などがあります。

 

 

又、超短時間作用型、短時間作用型、中時間作用型、長時間作用型などのように作用時間による分類もあります。

 

 

抗不安薬としてベンゾジアゼピン系の睡眠薬が使われる場合も多く、逆にマイナートランキライザー(抗不安薬)やメジャートランキライザー(抗精神病薬)を睡眠導入剤として使用する場合もあります。

 

 

超短時間作用型には、商品名がハルシオンなどとなるベンゾジアゼピン系のトリアゾラム、商品名がアモバンなどのシクロピロロン系ゾピクロン、商品名がマイスリーなどのイミダゾピリジン系酒石酸ゾルピデム、があります。

 

 

トリアゾラムは、最高血中濃度到達時間は約1時間で、半減期は約3時間、作用時間は約2時間となる超短期作用型の睡眠導入剤です。この薬の服用により、めまいやふらつきが起きる事があり、原則として就寝直前に服用するよう処方されます。

 

 

当然ながら服用後の活動は、事故などの原因となるので避けなければなりません。通常成人で1日 0.125mg~0.25mg を就寝前に経口投与し、高度な不眠症の場合は 0.5mg を投与します。年齢や症状によって適宜増減しますが、この制限量を越えての長期連用は、精神依存を起こし、耐性が生じやすくなるので、要注意です。